初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。
ねいけいです。
今回、沖縄離島一人旅をしている中で、自分史上最大の危機となる旅程崩壊を起こしたので、備忘録として記録することにしました。
なお、今回私が旅程崩壊から生還することができたのは、偶然の幸運が重なった結果です。
おそらく次同じことが発生しても再現することは難しいので、旅程そのもの自体はあまり参考にせず、ドタバタしているうちにこうなったんだなー程度に読んでいただければと思います。
また、帰還のために諸々手助けいただいた皆様にこの場を借りて感謝申し上げます。
発端
2026/2/7、私は沖縄県の宮古島地域を、原付で爆走していました。
真冬の時期、首都圏の寒さに耐えかね、さらにJALでLSP倍付けキャンペーンがあったことも後押しして沖縄離島へのJAL往復航空券を生やし、暖かい南の島で原付でもしばいてのんびりするぞ、と意気込んで宮古島に渡っていました。
宮古島のレンタカーショップで50ccの原付を借り、伊良部大橋を渡って伊良部島・下地島を好き放題走り回るなどをしました。この日は沖縄とはいえ非常に肌寒く、風も強かったので、当初想定していた「暖かい南の島でのんびり」とは行かなかったものの、色々楽しむことができました。

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風強すぎて死ぬかと思った pic.twitter.com/pjTWWtEoml
— ☝ねいけい☝ (@nvs_nk) 2026年2月7日
先端来たら死ぬほど海荒れててこれ pic.twitter.com/Pw1ZwWcKF7
— ☝ねいけい☝ (@nvs_nk) 2026年2月7日
さて、時刻は16時半頃。現在地は伊良部島の道中。この後は、宮古空港18:15離陸のJTA572便で那覇に向かい、そのまま那覇で羽田行きのJAL便に乗り継いで帰宅する予定となっていました。この便が宮古から羽田へ接続する最終便となります。
今から30分程度運転してレンタカー屋に原付を戻し、そこからタクシーで10分ほどかけて空港に戻る算段で、まあ17時半には空港に着けるだろうと考えていました。保安検査締め切り時刻は17:55なので、それなりに時間に余裕を見積もって行動しているつもりでした。
が、
乗っていた原付がぶっ壊れました。

遭難地点:伊良部島の道ばた。周辺には道路と森しかない。

詰んだ―――――。
リカバリーまで
原付の異常に気づいたのは、アップダウンの激しい道を走行しているとき。
スロットルを入れているにもかかわらず、速度が思うように上がらない。
しまいには、エンジンがうなりを上げているにも関わらず、タイヤに動力が伝わらなくなり、全く動けなくなってしまった。
とりあえず路肩に停めて、「原付 エンジンかかるけど動かない」でググる。
★幸運ポイント1
遭難地点が携帯の電波が通じるところだった。
調べた結果、動力をタイヤに伝えるバンドが断裂した可能性が高そうだと分かった。こうなった場合、工場に持ち込んで修理するほかない、とのこと。
遭難地点から返却地点までの距離は約10km。押して戻るには遠すぎる。この時点で、自走での帰還は不可能と判断し、レンタカーショップに電話を入れる。
この時点で時刻は16:39。
レンタカーショップに現在位置の情報を送付し、迎えと回収に来てもらうことに。到着までには30分前後かかるとのこと。
さらに原付の回収作業や、そのほか諸々の手続きの時間を考慮すると、18:15発の那覇行きには到底間に合わいそうにない。
この便を諦めることにより、自動的に本日中の帰宅不可が決定。
幸いにも明日は特に予定は無かったため、そのまま帰宅不可となった事実を受け入れ、翌日便への振り替えの検討を開始する。
★幸運ポイント2
遭難日の翌日も仕事休みで、またプライベートな予定もなかったため、翌日便への振り替えを選択肢に入れることができた。
ところで話変わるが、この日は首都圏で積雪の予報が出ており、羽田発着便の運航に影響を与える可能性があった。
そのため、予約便の振り替えが無手数料でできる特別対応が発生しており、当初自分が乗る予定だった便も対象となっていた。ここは大手キャリアの強みである。
★幸運ポイント3
偶然の降雪により、予約便振替に手数料がかからなかった。
(自分のやらかしが直接的原因なので申し訳ないが………ありがたく特別対応に甘えることにする)
レンタカーショップの店員が到着するまでの間、30分程度は身動きが取れないので、その間に飛行機の振替先と宿泊場所を検討する。
JALのWebサイトから提案される振替案は、既に間に合わなくなった今日の飛行機か、翌朝宮古出発便かの二択となっていた。
宮古島からの出発を翌日便に振り替えた場合、宮古島の中で追加1泊分の宿を探す必要があるが…………
ここで、思いつきの案が降ってくる。
話はまた大きく変わるが、この日、女性声優の花宮初奈さんのラジオ番組「217find!」のイベントが、何故か沖縄にて開催されていた。
これに伴い、複数名の身内オタクが沖縄に飛んでいる状況だった。
(実は、自分が宮古に向かう往路行程で、このイベントに参加するオタクと那覇でナチュラルエンカウントしていた)
聞けば、今夜はイベント終了後にここの身内で集まり、那覇市内で打ち上げをするとのことだ。今朝も「 もし雪とかで東京帰れなくなったら、こっちの飲み会来たら?笑」と冗談交じりに言われていた。
「あれ、今夜中に那覇に行ければ、この飲み会マジで参加できるのでは……?」
★幸運ポイント?4
偶然、沖縄で女性声優のイベントがあり、身内が複数名那覇に滞在していた。
あった。
那覇の着時刻が遅く、羽田行きの最終便に不接続となる便だ。
今回、自分の旅程は「羽田⇔宮古」で発券しており、そこの経由地として那覇が存在するにすぎない。
そのため、Webサイトで提案された振り替えの選択肢には、当日中に最終目的地の羽田へ着くことのできない当便は入っていなかった。
もしこれに乗って那覇宿泊とした場合、日付が変わるので、通しで羽田に行く復路旅程を途中でぶつ切りにする必要がある。普通はそんなことはできない。
が、現在の空のダイヤ乱れの状況は普通ではない。
果たしてそんな無法が通るのか?
一か八か、JALのチャットサポートを起動し、オペレーターに問い合わせた。
結果、通していただけた。
宮古→那覇の行程を当日最終便のRAC804に変更し、那覇で1泊ののち、翌日の昼便で那覇から羽田に帰ることになった。
航空券番号が変更となっていたため、やはり通しのままでは変更できず、新規に発券し直した扱いとなったようだ。
行ってもいない女性声優地方イベントの打ち上げ飲み会、参加決定―――。
★幸運ポイント5
通常ありえない予約変更に対応していただけた。
この変更が通るかどうかが、一番の山場だった。
オペレーターの回答が来てガッツポーズをしているところに、ちょうど迎えのレンタカー屋さんが遭難地点に到着した。この時点で時刻は17:25。
諸々現況を話したのち、故障した原付の回収は後回しにして、ひとまず自分を空港まで送っていただけることになった。これで20時のRAC804便には確実に間に合う。
送迎の車の中で那覇市内の宿を押さえつつ、JALのチャットサポートと会話を続け、飛行機の予約変更を確定させる。ついでにオタクに連絡し、今夜の打ち上げの人数を一人増やしてもらう。
★幸運ポイント6
那覇市内の宿に余裕があった。
かくして無事にリカバリーは完了。
あとはその通りに動くのみである。
そして217find!打ち上げへ…
レンタカー屋さんに宮古空港に送り届けていただいたのは18時過ぎのことだった。当初のJTA572便は多少遅延が発生していたものの、結局保安締め切りに間に合ってないので、振り替えを決断しなければ詰んでいたことになる。
展望デッキに上がり、自分の乗るはずだった飛行機の離陸を見送る。

昔読んだ「究極超人あ~る」というギャグ漫画の修学旅行回で、光画部(写真部)部長のあ〜る君が、自分が乗るべき新幹線に乗らずに、当該列車の出発の写真をホームで撮影して見送るシーンがあった。
その時の鳥坂先輩の「記念すべき修学旅行に出発するひかり号をだな、光画部の部長が写真を撮らんで、だれが写真を撮るというのだ!?」というセリフが脳裏によぎった。

空港の案内板を見ると、確かにJAL単独で羽田に行く最終はもうなくなっていたが、関空行きが1便残っていた。もし自分が明日仕事があったとしたら、この関空行きに無理矢理振り替えて、サンライズか夜行バスかで東京に向かい、そのままエクストリーム出勤することになっていたのだろうか。恐ろしい話である。
(こんなことするよりかは、ANAの那覇便に振り替えられないか交渉したほうがまだ現実的か……)
空港内のA&Wでルートビアを飲み続けつつ、出発時刻を待つ。
最終的に、5分遅れの20:05に出発。

こちらのRAC運行の那覇行きはプロペラ機のDHC8-Q400CCが充当されており、機材自体は石垣から宮古→那覇とホッピングしながら那覇に戻り、夜を明かす運用となっているようだ。
また、機材と一緒に十数名程度の修行僧も石垣島からホッピングしてきたのも面白かった。みんな乗り継ぎ口から待合室に入ったと思ったら、グループ1か2で再び機内に吸い込まれていくのである。
少し到着が遅れて、21:05頃那覇空港着陸。
ここで那覇での乗り継ぎ便案内を見たところ、羽田行きの最終便20:55発が、1時間遅延して21:55発となっていた。蓋を空けてみれば、本日中の帰京は可能ではあったのである。

とはいえ、これ乗ったら羽田着は確実に0時を回るだろうし、そうなれば羽田から家に帰る手段が無くなるので、やはり翌日便振替するしかなかったな、とも思った。
そのまま市内のホテルに荷物をぶん投げ、打ち上げに合流し、もずくの天ぷらを喰らい、泡盛を飲み散らかす。飛び入り参加でしたが、楽しい夜でした。
この翌日、那覇空港に来てみれば空のダイヤがぐちゃぐちゃになっており、自分はなんとか午前便(午前に飛ぶとは言っていない)に乗り無事に帰宅できたものの、217find!の民たちが軒並み那覇に幽閉される憂き目に遭っていた。
それはまた別の話…………。
まとめ
★良かった点
・朝のうちにオタクと(冗談交じりながらも)翌日振替の話をしていたので、本当に翌日振替することになった場合のイメージが頭の片隅に残っていた。
・それをもとに、早い段階で余裕のある行程へ組み直すことができた。
・いろんな要素の運が良かった。
・RAC機材搭乗の実績解除ができた。
・泡盛飲み散らかしながら女性声優について絶叫する会が楽しかった。
・シンプルに離島原付爆走が楽しかった。
★反省すべき点・気をつけるべき点
・今回のリカバリーは運要素が8割だった。偶然をモノにできたのは良かったが、東京で大雪が降っていなかったら成立しない方法だった、ということは肝に銘じたい。
・離島航路は下手をすれば本当に帰れなくなる場面があると身をもって体感した。本来ならこんな弾丸ではなく、日程的に余裕を持って計画を組むべきである。
・原付のベルト断裂は、経年劣化に加え、急勾配での加速や急加速等もダメージ要因になるとのこと。今回の故障は自分の運転の仕方に直接的な原因があったと思ってはいないが、それなりのアップダウンのある道をスロットル吹かして走っていたのは事実。次回の運転では、急加速や勾配の激しいルート等に注意を払いたい。



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