初めましての方は初めまして、そうでない方はこんにちは。ねいけいです。ビルダー拓也ではないです。
ある日、高校の時の先輩(飛行機のオタク)が「ボーイング の工場に行くぞ!!!」と絶叫しはじめ、それにホイホイ乗せられたぼくはうっかりeチケットお客様控えを生やしてしまい、シアトルに行くことが決定した。
0日目:バンコク で電車博士
2024年6月、ぼくはシアトルに行くための準備としてバンコク に飛んだ 。
何を言っているのか分からないと思うが、生やした航空券が「バンコク 発東京経由シアトル行き」だから仕方なくバンコク に行くしか無かったのである。
まぁ、いわゆる「JAL バンコク 発券」というやつで、実は単純に日本からシアトルに行くまでの片道運賃よりも、「バンコク ー東京ーシアトル」往復運賃のほうが安いのである。最初に日本からバンコク に行くまでの飛行機運賃を含めたとしても、まだこっちのほうが安い。
バンコク ではJR北海道 から譲渡されたキハ183を見物するなどでいろいろ楽しむことができた。その時の様子は下記Twitter のツリーにぶら下げている。
1日目:航空博物館(ボーイング フィールド)
さて日本でのストップオーバーを終え、いよいよシアトルへの出発である。
台風直撃を喰らって出発日が順延するなど紆余曲折あったが、なんとか成田→シアトル直行便に乗ることができ、現地時間朝11時頃にシアトル・タコマ国際空港 に到着した。
成田で撮ったカタール の777と全日空 の787
機内食 ごまだれ豚しゃぶと生姜ごはん
機内では1~2hほどしか眠ることができなかったが、この状態で日没までの約10時間を活動し続けなければいけない。ほとんど徹夜明けである。これが時差ボケの辛さか…。
シアトル・タコマ国際空港 デルタとアラスカだらけ
さて、ここで今回のシアトル滞在の行程と目的地をざっくり見て行く。
シアトルには主要空港であるタコマ国際空港の他にも飛行場や空港が複数あり、そこでは旅客・貨物便だけでなく出荷前の飛行機のテストフライトやプライベートセスナの発着なども頻繁に行われている。
そのうちの2つを今回は2泊3日で巡る計画だ。
1日目:シアトル南部ボーイング フィールドにて、航空博物館を見学。その後、ダウンタウン にて宿泊。
2日目:シアトルの北方(Everett)ペインフィールドにて、ボーイング の工場見学。そのままエバ レット宿泊。
3日目:昼便で帰る
まず1日目は、タコマ空港に到着してからすぐに航空博物館に移動。
ここは「ボーイング フィールド」と呼ばれ、ボーイング 社の創業の地である。
航空博物館への行き方。ダウンタウン はもっと北にある。
公共交通での移動の際に、まず手に入れておきたいのが、交通系ICカード 「Orca 」である。市内交通はスマホ アプリなどでチケットを買えないことは無いが、今後のシアトル周辺の移動難易度が格段に下がるため、初手でのOrca 入手を強く推奨する。
鉄道駅の券売機で簡単に買えるし、チャージもクレカ対応している。というか今回のシアトル滞在では米ドルへの現金両替を一切行わなかったが、何も困らなかった。高度キャッシュレス社会である。空港鉄道の切符がクレカNG、高額紙幣NGの券売機でしか買えないバンコク ・スワンナプーム 空港とは大違いである。
(余談だが、チップ要求された時もクレカで支払えた。クレカを通した後にレシートを渡され、ここにチップの額を書けと言われる。最初はクレカの使用可否確認だけして、後でチップ額を積算した合計金額をまとめて決済する仕組みらしい。チップですらこうであれば、いよいよ現金不要である。)
というわけで空港駅でOrca を入手。
2024年8月時点でデポジット は$3。チャージ金額は、滞在日数×$5+αで考えれば丁度良い。
Orca の券売機。シンプルなUIで新規発行・チャージもできる。勿論クレカ対応。
媒体としては、パチ屋 の会員カードに近い
鉄道やバスに乗る時に、これ見かけたらとりあえずタップする
さてシアトルの交通機関 の大きな特徴だが、「2時間以内は乗り継ぎ後の運賃が無料」となる。(現金の場合は1.5h)
つまり、市内で結構派手な移動をしたとしても、2h以内なら初乗り分の料金で移動できてしまう、ということだ。これをうまく利用すれば相当割安に移動できるし、日本と違って事業者ごとの運賃加算を考えなくても良いので、非常に便利である。
航空博物館を見学
というわけで電車とバスを乗り継ぎ、無事に航空博物館に到着。ここで先行して入米していた先輩と合流。
鳥人間コンテスト に出てきそうな飛行機から、「なんか戦翼のシグルドリーヴァとかに出てきそう!」な機体とか、米空軍のマッハ3でかっ飛ぶ偵察機 なんかが展示されていた。(ド素人)
「先の戦争」として、ベトナム戦争 が大々的に取り上げられていたのが印象的だった。
鳥人間コンテスト に出てきそうなGossamer Albatross 2号機ドーバー海峡 横断したらしい。
いかにも戦翼のシグルドリーヴァに出てきそうな飛行機たち
SR-71 (下) マッハ3でかっ飛ぶ。HELLSING とか絶チル とかにも登場したらしい。
ほかにも、アポロ計画 やスペースシャトル 計画などの宇宙開発の展示や、第二次大戦特集、ボーイング 創業時の工場など、非常に見ごたえのあるコンテンツが多くあった。冗談抜きで1日がかりになる。
パンアメリカン航空 の南米路線図。 航続距離が長くないので、P2P ではなく立ち寄って給油しつつ最終目的地まで飛んでいた…?
ひとしきり博物館を堪能した後は、隣接するボーイング フィールド(キング郡国際空港)の滑走路を眺めながら小休止。
中華圏に出荷予定の737のテストフライトや、よくわからん軍用機やセスナなどが飛来していた。
中国南方航空 へ納入予定の737 MAX8 ステータスは「On Order(=入荷待ち)」
持続可能な開発をされた737 MAX8と、空軍機と、後ろにひっそり貨物列車。アメリ カの貨物列車はコンテナ2段積みをする。
小休止した後は、道路を挟んで反対側にある展示棟に移動。
ボーイング の名機がずらりと展示されていた。
日本人にお馴染みのB-29 でかい
B747-100 初号機 CITY OF EVERETTE
B727 初号機(真ん中) 今737が就航しているような地方空港によく居たという
コンコルド くん
とまあ、こんな風に巡っていたら、あっという間に17時の閉館時間。非常に楽しい時間でした。
<余談>
帰り際に軽く売店 を冷やかそう、となって閉店間際の売店 を物色していたところ、
「AVIATION NERD 」 と大書されたTシャツを発見。
要するに、「航空オタク」とデカデカと書かれたTシャツである。
日本で言えば、大宮の鉄道博物館 で「鉄道オタク」とだけ書かれたTシャツを売っているようなものである。
これが妙にツボってしまい、ぼくも先輩もゲラゲラ笑い転げているうちに店が閉店。
この「AVIATION NERD 」が後々危機を生むことになる……。
航空博物館を後にした我々は、バスでダウンタウン に移動し、宿に荷物を投げたあと市内散策へ。
ダウンタウン の治安はお世辞にも良いとは言えず、「む、ヤニの香り。いや、これヤニじゃねえな、なんだこれ。ほのかに小便の香りもするし……これって、マリファナ ってヤツでは?」 などという体験をした。また、路上生活の方々も散見され、緊張感を高めて歩く必要があった。これがアメリカ合衆国 か…。
明るいうちは良いが、日が暮れたらUber 確定やな、と話しながら湾岸沿いに出る。
湾岸は再開発が進み、綺麗な観光地化されていた。おそらくここに住めなくなった方々が徐々にダウンタウン 中心部に進出しているのだろう。
坂を下り、綺麗な海沿いの観光地。観光客でにぎわっている。
摩天楼の間を張り巡らされたトロリーバス の架線
そびえ立つ高層ビルと、取り残された落書きだらけの古い建物。 海岸からダウンタウン を望む。
さてディナーの時間であるが、事前リサーチで「いかにもアメリ カっぽい寿司屋」をピックアップしており、そこを訪れた。
Wasabi Sushi & Izakaya - Belltown, Seattle, WA
入ってみるとこれがめちゃくちゃオシャレな雰囲気で、カップ ルが穏やかな一時を楽しむようなお店だった。そんな中にアジア顔のAVIATION NERD 二匹が所在なさげに寿司を食っている。まるでどこぞの高級パスタ店の再現である。
で、肝心の寿司であるが、これが存外にめちゃくちゃ美味かった。
会計は2人で$123、一人当たり9000円ぐらい。
左の「Ka-Me-Ha-Me-Ha」がどちゃくそ美味い。右の寿司も美味い。 シアトルは海鮮都市である。
大変満足して店を出たところで、ゲリラ豪雨 が発生。なんでアメリ カまで来てゲリラ豪雨 に遭わなきゃいかんのや。しかもこれ特異な現象でもないらしく、わりと東京と同じくらいの頻度で発生しているっぽい。地球温暖化 だわな……。
ずぶ濡れになりながらUber を拾い、ホテルに帰還。泥のように睡眠。
2日目:エバ レット工場(ペインフィールド)
シアトル近郊の公共交通を乗り継ぎ
翌朝は9時にホテルを出発し、12時から予約しているボーイング 工場見学のためにエバ レットへと向かう。
エバ レットはシアトルの北方40kmのところに位置し、ここからガンガン北上していく必要がある。しかし、これだけの距離の移動でも先述した「2h以内乗り継ぎ無料」のお陰で、最初の鉄道運賃である$2.75しかかからない。
まずはLink light railの1 LINEでNorthgateまで移動。新しめのトラムみたいな車体だが、空港接続するシアトルの主力市内鉄道である。Link Like LoveLive!みたいな名前とか思ってはいけない。
Link light rail 「1 LINE」 ダウンタウン 中心部は地下駅となる。
現在は「Northgate」までの運行だが、じきにさらに北の「Lynnwood」まで延伸開業するらしい。どちらも巨大駐車場とバスセンターを備えており、典型的なパーク&ライドの拠点である。
Northgateのバスセンターでは、高速バスへ乗り換え。
512系統 Northgate-Everett 左車線は大型車専用レーンになっている
このバスがまた面白く、二階建てで輸送量を確保し、日中15分間隔と本数もそこそこ多く走らせている。おまけに高速に乗ってみれば左車線がバス+2t車専用レーンとなっており、実質BRT状態となっている。専用軌道で定時性を確保しつつ、登坂車線的な扱いをして一般車の妨げにもさせない取り組みと推察。
ちなみにバスの前面にあるのは、自転車置き場である。ここにチャリを乗っけている人が少なからず居た。チャリを持ち込んで公共交通で移動するのも浸透しているようである。
そんなこんなで途中のLynnwoodで地域バスに乗り継ぎ、住宅街をどんぶらこと揺られること40分、さらに20分ほど歩いてようやくペインフィールドに到着。
バス停から坂を登りペインフィールドに向かう道
ツアー開始までは展望デッキに上り、安置されている飛行機を眺める。
組立完了してから安置されているB777 の群れ
デリバリーを待っているB787 の群れ
オマーン 航空 日本ではお目にかかれないはず
やがて時間が来てツアー開始。撮影機材や電子機器は一切持ち込み禁止とのこと。
B777 の製造ラインを見せてくれた。まだエンジンが取り付けられていない機体が何台も並ぶ姿は圧巻だった。
また、見学施設にはB787 の隔壁断面やプロペラなどが展示されていた。こんなに薄いのに、強度はしっかり保てているんだよな……と感動することができた。
ツアーも終わり、常設展示とペインフィールドに着陸する小型機を少し眺めてエバ レット市内へ移動。本当はフライングヘリテージコレクションにも行く予定だったが、定休日であえなく撃沈。
撤収直前に、P-51(動態保存されている第二次大戦期の戦闘機)が着陸してきたとかで先輩が大騒ぎしていた。ぼくは浅いのでよくわからなかった。
P-51 Mustang Survivors - MustangsMustangs.com
動態保存されているP-51(右) 「P-51だ!」と絶叫されてわけもわからずカメラを向けたのでこれしか撮れていない
AMTRAK撮り鉄 失敗
エバ レットはAMTRAKの駅がある街で、しばらく待っていればシカゴ行きの長距離列車が来ることが分かった。ホテルで休みつつ列車が来たら撮り鉄 しに行こうとしていたが、ここでも前日に続きゲリラ豪雨 に遭遇。ちょっと尋常ではない豪雨だったため、あえなく断念。
スポット発見はしたものの、ゲリラ豪雨 にて実践には活かせず。
3日目:Sounder Train→帰国
「通勤列車」に乗車
午前6時。最終日の朝が来た。
今日はシアトルから日本へ戻る日だが、直行便ではなく、バンクーバー 経由での帰国となる。(その方が安かった)
シアトル 11:22 →アラスカ航空 699便(JLコードシェア )→ バンクーバー 12:22
バンクーバー 14:05 →JAL017便→ 成田
乗り継ぎ時間は1時間40分ほどあるが、バンクーバー では乗り継ぎだけとはいえカナダの税関審査があるため、結構ギリギリなタイムスケジュールである。
というわけでシアトル11:22の飛行機に乗れれば良いわけだが、ただエバ レットから往復するだけではつまらないので、少しアレンジを加えた。
それが、エバ レット⇔シアトルの通勤列車「Sounder Train」である。
Sounder Train 「N LINE」
これは、Sound Transitというシアトルの運行事業者が、AMTRAKのエバ レット-シアトル間の線路を借りて運行している鉄道である。当然Orca で乗車可能だ。
[24/8/23追記]
「AMTRAKの線路を借りて」は誤り。このあたりの線路はBNSFという大手貨物鉄道会社が所有しているので、「BNSFの線路を借りて」が正しい。AMTRAKも旅客営業を担う一事業者に過ぎず、西海岸では自社で鉄道設備を保有 していない。アメリ カでは貨物輸送の力が強く、大半の設備を貨物鉄道会社が保有 し、僅かな旅客列車が間借りしている状況である。
日本で言えば、JR貨物 が日本中の鉄道設備を保有 し、それをJR東日本 や東海などが使用料を払って旅客電車を運行している、といったイメージだ。
堂々たるダブルデッカー 車に猛々しいディーゼル機関車 。どこが通勤列車やねんと言いたくなるが、この列車の時刻表を見て欲しい。
なんとこれ、朝に往路2本、夕方に復路2本のみというダイヤなのである。 上白滝かよ。 朝にエバ レットからシアトルの中心街に出て、夕方には帰ってくるイメージだ。なのでこれは通勤列車です。
次に注目すべきは、列車が通るルートである。
そう、これ実は海岸爆走路線なのである。
朝焼けの海沿いをゆったり1時間かけて列車に揺られる、こんな贅沢な時間があろうか。
というわけで、7:15発の便でシアトルに向かいます。
ダブルデッカー 内装
背面。こちらにも人が乗務している。おそらく復路は逆釜で運転?
バシャバシャ写真撮っていたらセキュリティの人に呼び止められ、「What are you taking photo for?」「Are you Journalist?」と質問された。怪しい奴め、なに写真撮ってんねん、というところだろう。別に怪しい目的のために写真を撮っているわけではないとを必死にアピールし、ひり出した英語が「I am TRAIN NERD !」 だった。これで許してくれたセキュリティの人に感謝。旧共産圏だったらきっと写真消させられてただろう。
朝焼けの海岸は穏やかそのものだった。
保線状況はかなり悪く、分岐付近ではむちゃくちゃ揺れた。また線路の路盤もそこまで頑丈ではなさそうで、そんな中をゆっくりゆっくり進んでいた。
でもこの路盤状況でも運転できるのは、アメリ カ西海岸が地震 が少なく波も穏やかな証拠である。こんなん日本だったら即座に土砂流出して運行停止である。
豪華客船 でかい
トラックヤードで港湾から積み下ろした貨物を列車に乗せる。 やはり二段積みが基本。慣性ヤバそう。
ゆっくり海岸と貨物トラックヤードの光景を堪能し、列車は終点キングストリート駅へ。
ちょうどバンクーバー 行きのAMTRAKが停車していた。
バンクーバー への国際列車「CASCADE 」
「AVIATION NERD 」の呪い
さて、時刻は8時半過ぎ。ここから電車でまっすぐタコマ空港へ向かえば、空港見学をしつつゆったりチェックインして11:20の飛行機にも間に合う。
そんな状況下だった。しかし。
先輩「……なぁ、やっぱり『AVIATION NERD 』 のTシャツ、欲しくないか?」
ぼく「……欲しいっすね」
先輩「航空博物館を10時に開凸して、Uber で空港に乗り付ければ、ワンチャン間に合うんじゃね?」
ぼく「ふ~ん」
ぼく「行くかァ!」
かくして、航空博物館から飛行機搭乗までのタイムアタック が決定した。
チェックイン締め切りは、10:40。
バスで博物館まで乗り付けて、10時に開店と同時にTシャツを購入。
そのまま10:15頃に、待機させていたUber に乗り込み空港へ出発。
だが、空港手前で渋滞が発生し、死を覚悟。
ここでアラスカ航空 699便の遅延情報が入り、九死に一生 を得る。
しかし、これはぬか喜びだった。
アラスカ航空 の遅延は、すなわちバンクーバー での乗り継ぎ時間が短くなることを意味する。 新規離陸時間は12:10。所要時間1hなので、バンクーバー 着は13:10予定。
一方、乗り継ぎのJL017便は14:05離陸予定。
この55分の間に、乗換案内口を探し、カナダの税関審査を済ませ、JAL の搭乗口に向かわなければいけない。日本→カナダ経由→アメリ カ入国のレポートはいくつかあるが、逆ルートに言及した記事はネット上に転がっていなかったので、何が起こるか未知数である。
アラスカ航空 のスタッフにJL017に乗り継がなければいけない旨を拙い英語で伝えつつ、バンクーバー で追加1泊を覚悟。
隣のシアトル成田直行便のJAL を眺め「あれに乗れば確実に帰れるのになぁ…」などと思いながら、12:10にバンクーバー に向けて離陸。
結果的には、なんとか乗り継ぎに成功した。案内していただいたアラスカ航空 のスタッフには感謝してもしきれない。
死ぬ思いをして手に入れたのは「AVIATION NERD 」の称号
アメリ カ→バンクーバー 経由→日本行きの乗り継ぎに関する情報を整理する。
※2024年8月時点
まず大前提として、eTA の発行は必ず旅行前に済ませておくこと。
www.canada.ca
実際にカナダに入国しなくとも、トランジットするだけでも必要となる。
ギリギリでやろうとして登録がうまくいかずにカナダ行きの便に搭乗失敗して爆死した先人が存在するので、必ず余裕をもって登録しておくこと。登録から2年間は有効なので、多少気が早い段階で申し込んでおくのがベスト。
登録が済んだら、以降はパスポート番号と紐づけされるので、eTA の書類は紙媒体では不要となる。Webでステータスだけ確認すれば良い。
実際の乗り継ぎ当日は、事あるごとに「Are you done eTA ?」と聞かれるので、済んでいることを回答する。英語が分からなくても「イーティー エー」と聞こえたらこれのことを指す、と覚えておけばなんとかなる。
続いて、当日の動き。アメリ カ(やその他カナダ以外の国)からバンクーバー に到着した場合、目指すべきは「International Connections 」である。
Terminal Maps | YVR
┗ Connections Map - International Arrivals.pdf
バンクーバー 空港では、米国便はゲートE、その他の国際線はゲートDを発着する。
到着フロアのDとEの付け根あたりに、「International Connections」が存在する。
(案内板にも、「International Connectionsはあっち」と記載してある)
ここで税関審査を受けたのち、国際線の出発フロアに向かうことができる。
International Connectionのブースには端末が置いてあり、ここでパスポートを読み込ませる。(日本語にも対応していた)
番号が書かれた紙が発行されるので、これとパスポートと航空券を受付の人に渡す。
航空券は、乗り継ぎ前と乗り継ぎ後の2種類を要求されるが、乗り継ぎ後の航空券は紙で発券していなくても、予約している証明を見せれば問題なかった。(自分はeチケットお客様控えを見せた)
預入手荷物の有無も聞かれるが、自分は特に手荷物預入をしていなかったので、「No Check-in bag」と答えてそれっきりだった。預入があった場合にどうなるのかは、申し訳ないがわからない。
ともかく、特に難しいこともなく税関審査を通過し、乗り継ぐことができた。
まとめ
・ボーイング と歩む航空の歴史のみならず、シアトルの市内交通の実情を知るにあたっても、非常に有意義な滞在だった。
・「AVIATION NERD 」などのようなわけのわからない言葉に惑わされ、無茶なスケジュールで出国をしない。
・そもそも1hでも遅れたら死が見えるような余裕のない乗り継ぎを組まない。
※AS699便は遅延の常習犯でした。これからJL017に乗り継ぐのはマジでおすすめしません。